熟成HQヘナ×2度染め→アイロニング
白髪率60%以上の事例
2017.12.03
【熟成HQヘナ×2度染め→アイロニング】
千葉理容会館ヘナ&ハーブカラー講習会レポート
モデルさんは、この日にために白髪を染めずに我慢して頂きました。有難いことです感謝します。白髪率は集中している箇所で70%、バックは20%、ヘアカラーに対してアレルギーがあります。最近はカラートリートメントで染められています。
先ず、ヘアカラーアンケートを記入して頂きます。ここでお客様の「何故」と「目的」それから「今後」を模索します。 重要チェックポイントを解説します。
A.「自分で髪を染めたことがある」=セルフヘナが可能であること
B.「ヘアカラーの薬害を気にします」
C.7レベル希望(白髪率40%以上で可能)
D.「痒み、痛み、違和感」のある方はしっかりパッチテストを行うことで安心感が得られます。
E.「周囲から綺麗ね!素敵ね!と言われるために努力される方」は2~毎週ヘナの可能性が高いと言えます。
F.アレルギーのため、通常の酸化染毛剤が使えない。アレルギーの仕組みを理解し、伝えることで「化学物質に頼らない天然100%の白髪染めの必要性が高まります。」
G.お洒落度が高い方は2~毎週でも染めたいというご希望をお持ちです。
2~毎週染められるヘアカラーの仕組み、新たなメニュ化が必要です。
さて、ここまでで、皆さんの頭の中にお薦めの方法は浮かんできましたか?
①HQヘナ40分→紫紺30分②HQヘナ→白髪率70%へ紫紺、それ以外の箇所へ胡桃
③二週間毎の琥珀、④三週間毎の鳶色・・・如何ですか?
確かに①~④までは正解です。が、しかし・・・
私は、安易にインディゴを使いません。
なぜならインディゴ使用は色が安定しない(色ムラ)ので必ずサロンにて施術が基本です。
自宅でのセルフでは綺麗になりません。
過去にご自分で二度染めした方やミックスを続けられていらっしゃる方を
何人も知っていますが、
色むらが多く、決して綺麗、素敵ではありませんでした。
セルフで根元新生部分のリタッチは不可能です。
ですから極力、初めはHQヘナを繰り返して頂き、
その後に対処しようと考えます。いつも講習会でお話ししていますが、
お客様とは長いお付き合いになるのですから一回目で100点を取る必要はありません。
2~3回の余裕を頂きたい。常にそう願っています。
( 自然色(黒褐色)であればセルフ可)
グッチリコメンド⑤2週間毎HQヘナ→毎週HQヘナです。
今回は熟成HQヘナの二度染めを行いました。
そうです1stも2ndもHQヘナを加温60分。
その後、オレンジが強く出た個所にアイロニングで熱酸化発色させて落ち着かせます。
予め最初の5回までがオレンジが強く出ます。
3回までが最もハードルが高いということを伝えて施術します。
HQヘナ×3回コースメニュー、HQヘナ5回コースメニューは必須と考えています。
私は過去にモデルさんへ一日に三回のHQヘナの経験があります。
午前中から塗布し、加温60分×3で約5時間で終了しました。
「5時間も掛かったら大変!」 「5時間なんてあり得ない!」そう思いますか?
いいえ、そうではありません。毎回ではなく、初回のハードルを下げるための
繰り返しですから、その後が楽になるのです。
すべてがお客様の笑顔のために・・・なのです。
これは実際に行った人のみが理解できることです。
次は一日で5回に挑戦してみたいと思っています。
どんなに白髪率が高くてもご高齢でも、すべての条件に関係なく
毎週HQヘナを行えばどなた様でも周囲から
「素敵ね!」「綺麗ね!」と言われるようになります。
私、ヘナ伝道師グッチが保証します。
このまま、自然の空気酸化でも構いませんが
より短時間に濃く、落ち着かせるためのアイロニングです。
特に白髪が集中している部分へは有効です。
ご本人曰く、「毎週ヘナに挑戦してみます。」とのことでした。
私は無理なく、毎週は白髪率70%の箇所のみ限定し
2週毎の全体HQヘナをお薦めしました。
モデルさんの今後に期待しています。
今日もご覧いただきましてありがとうございます。