今回のモデルさんは高白髪率の男性です。
迷わずヘナwithインディゴをお試し頂きました。施術後は艶やかなエメラルドグリーン、その後、空気酸化で
茶色へと変化することを事前にお伝えしました。

それからお客様の気持ちを考えて
最初のヘナ直後は白髪の部分はオレンジで
内心、驚かれてしまいますのでしっかりと
予告をする必要もありますね。

今回のグリーンはこれまで見たことが無いほど
素晴らしいグリーンになりました。

手選別HQヘナで40分、流してインディゴ５：１HQヘナ（紫紺）
を使用しています。

インディゴ単品使用は感作性が強く、後で痒み等を感じる方も
少なくありません。私も痒みがありました。
ところがヘナを加えるとそれが解消されることにあるとき気づき
その後は紫紺を使っています。

さらにはインディゴ単品のペーストは粘性に乏しく
塗布が容易ではありません。

ヘナを２０％加えることでその点もカバーできます。

究極の天然100％白髪染め
「化学物質に頼らない白髪染め」です。

2ステップですから時間はそれなりに掛かります。
今回は40分＋35分それに加え塗布の時間×２
ですから２時間は必要です。

しかしながら

ジアミンアレルギーの方、自然派志向の方へは
とても喜ばれるメニューです。

 

　
Before　　　　　　　　　　　　　HQヘナ終了

　
インディゴ（紫紺）　　　　　　　　インディゴ終了

 

　
HQヘナwithインディゴ終了　　　　　　アイロン処理（熱酸化）

 

　
HQヘナをミキサー攪拌後、バイブレーター使用で液状化
まるで溶かしたチョコレート状態です。

 

　
Before　　　　　　　　　　　　　　　　HQヘナ終了

 

HQヘナwithインディゴ終了

 

　
Before　　　　　　　　　HQヘナ塗布（手塗り）

 

　

HQヘナ終了　　　　インディゴ（紫紺）は新生部分（オレンジ）のみ

 

インディゴ塗布のポイントは水分量の調整です。
霧吹きを用意し、塗布する短時間でも
乾燥して硬くなることから水を加えて
柔らかい状態を保ちながら塗布します。

私は「照りを保つ」と表現しています。
　
インディゴ（紫紺）塗布終了

 

　　
Before　　　　　　　　　　　　　　After（表面アイロン処理）

 

根元の緑が気になる方へ
アイロン処理（１８０℃）をしました。

 

HQヘナwithインディゴ終了

 

　
アイロン処理

 

　
火傷に注意が必要です。根元１ｃｍ空けています。