姫路-沖縄へナ苗、引っ越しプロジェクトその1
美らヘナ®/沖縄産ヘナ
2020.12.09
昨年、沖縄の琉球ヘナ刈り取り体験の際にお持ち帰りなったヘナのタネから見事に育てられた弊社ヘナ苗およそ150本、さて、どのようにして沖縄へ運ぼうか‥と思案した結果、大阪に行った際に姫路まで行き、ヘナを頂き、沖縄便へヘナ苗と一緒に戻ってこよう。・・・そう計画しました。
今年の八月に姫路のMAPPさんから「琉球ヘナの苗」が沢山あるので会社事務所に送りましょうか?と連絡を頂きました。昨年、ヘナの刈り取り体験から、2019年11月20日弊社のへナ畑(宮城島)でも草取りの手伝いをして頂いた経緯があります。タネを持ち帰られ、あれから一年「育った苗が200本ほど有る」ということでしたが、その時点で2千本以上の苗が有り「今は間に合っているので・・・」という遣り取りが有りました。
それから月日は流れて10月に入り契約農家のへナ畑に苗を植えていた時のことです。ふと、そういえば姫路の苗200本はどうされたのだろう???と頭をよぎりました。苗を頂くことを遠慮したのは、輸送費用の問題です。段ボール箱に納まる苗ポットは15個、つまり、200本の苗=およそ14箱、送料はザックリ見積もっても佐賀、神埼までは数万円ですが、沖縄になると5万円ほど掛かってしまいます。沖縄は全てに於いて流通が不利でなかなか企業進出が困難であるという現実があります。(余談ではありますが・・・)
うるま市具志川の契約農家さんが、予定していた300坪から突然1000坪へと変更するとの連絡があり、その時点でヘナ苗が不足することが判明。そこで、姫路のヘナ苗のことを再考するようになりました。姫路の苗を沖縄へ輸送する計画を立てたのです。 早速連絡すると快諾して頂きました。その時点で170本の苗を確認。
年末に大阪へ行く予定(沖縄-大阪伊丹を往復)がありましたので、その足で姫路まで行こう。しかし、170本(200本から少し減って・・・)を一度では運べません。さて、ここで思案しました。私のJALステータス(お得意様カード)の御利益で40kgまでは無料で運ぶことが出来ます。しかし、苗をギューギュー詰めにしても10箱程度になると予想、しかも、総重量も80kgを超えるだろうと思いました。
そうだ、もう一度、那覇-伊丹を往復しよう。ということで、事前割引の一覧から最安値の日を決めて往復することにしました。
12月4日沖縄那覇12:10発-大阪伊丹13:55着 営業車に乗り換え、いざ姫路へ出発、輸送のための段ボール、テープ、ビニール袋などの必需品購入は姫路へ行ってから・・・なぜならば、加古川バイパス、姫路バイパスは夕方になると渋滞が酷くなるのをしっていましたから・・・。過去に学んだのです。
MAPPさんの最寄りのホームセンターを検索し、必要なモノを探しに行きました。
可能な限り、軽く、効率よく。箱が大きすぎると強度不足になるため120サイズと決めていました。
車に乗せて、裏の畑に植えているヘナの話は伺っていましたので、様子を見に行きました。
先日、成長しているヘナの葉を収穫して、生ヘナ染めをした・・・その事はブログで拝見していましたので、その後のことが気になっていました。
姫路の朝はすでに一桁台で収穫した後のヘナ木に新芽は出ていませんでした。
このまま、枯れてしまうのか・・・少しさみしい気持ちになりました。
MAPPのオーナーさんは、一緒にインド刈り取りツアーに参加した仲間、それから10年前から家庭菜園も手がけられていましたので、このヘナの苗やヘナの木の生長には、納得です。温室も用意されていました。
そのことだけを考えながら1時間半の道のりを走っていました。
「今ならヘナを救える。でも、一旦、沖縄へ帰ってしまったら1月までにヘナを救えるだろうか・・・」
「今なら救える。」「あの時、無理してでも・・・なんて後悔はしたくない。」
「ヘナの神様に導かれるように・・・」
「沖縄へ帰るのは明後日の14:55発那覇行き。明日の予定を早めに済ませて姫路へ行こう。」
【ヘナ優先】とし、ここに「強行、姫路-沖縄へナ苗、引っ越しプロジェクト」を決意した瞬間でした。