【自社RQ(琉球)ヘナ農園の奮闘記その8】
美らヘナ®/沖縄産ヘナ
2019.10.14
つづきです。
9月20日金曜日、予定より早便で台風接近中の沖縄を離れました。
その日の夕方の便、翌21日土曜日は終日欠航になりました。
助っ人の3名は翌日が営業日でお客様に迷惑を掛けられませんので
早目の便で移動出来て良かったとホッと胸を撫で下ろしていました。
9月22日日曜日の午後の便で福岡ー沖縄那覇の予定でしたが
台風の影響で欠航、翌23日月曜日の朝一番へ予約変更したものの、
当日の機材繰りがつかずに7:10発が8:55発に遅延し、
那覇着が10:30、台風の影響がとても気になっていましたので
急いで宮城島へ向かいました。
マルチ(雑草防止用マルチシート)は飛ばされて無いだろうか?
地植えしたばかりの苗や地植え用のポットの苗は大丈夫だろうか?
那覇から宮城島までの90分の車中で色々気を揉んでいました。
13:00頃宮城島の「ヘナ畑#1」へ到着、マルチの被害は無し、
ホッとしたのも束の間、苗が枯れている。根元から大きく曲がっている。
折れている。それに・・・
地植えしたばかりの苗550本中300本(半分以上)が
被害に遭っていて「呆然!」とてもショックでした。
余計な心配をさせたく無い・・・そんな思いから
社員さんらにも助っ人の3名にも誰にも言えないような状態でした。
以前にお伝えしたように水不足で枯れてしまった苗の80%は後に回復しています。
根がしっかり伸びている苗は生命力が強い事を理解していましたので、
550本の苗を全てチェックしました。
曲がったり折れたりした苗を植え直し、雑草を取り、
水を与え今後の復活を祈るような思いで作業をしました。
さて、23日は「ヘナ畑#1」の台風被害の後処理で
あっと言う間に時間が過ぎてしまいましたが21時頃から「もう一つのヘナ畑#2」
のマルチ張りを開始、先ずは管理機を使って畑の表面を耕します。
50m×18mの広さですから終了時には既に午前零時を回っていました。
それから設計図通りに予て準備をしているピッチが
刻み込まれたロープ50m×11本を畑の境界線2本、
マルチシート9列分9本をレーザー式の距離計を頼りに
真っ暗闇の中で作業を始めました。
距離計で縦横の長さ、直角がピッタリ一致した時はとても嬉しかった。
もう一人いれば2倍以上の作業効率化が可能ですが、
今週から全てを一人で完成させると腹を括っていましたので、
気持ちは攻めていました。
今週と来週で地植え300本を終わらせるんだ。
気合いは十分でした。
その後、管理機を使って畝作り9×2本のマルチシートの
さらに根のピッチのマーキングまで終わらせることができました。
予て用意していた、ドローンで空中撮影しました。
マーキングしたらドローン撮影・・・
ヘナ畑設計図です。
上空から撮影した実際のヘナ畑です。
台風17号が去って以降、全く雨が降っていませんでしたが、
金曜日のちょうどマーキングを終え、しばらくして、
突然、大粒の雨が降ってきて「わーっツイテル!」
「ヘナの神様ありがとうございます」って思いましたね、
マーキングが終わったら「ヘナ畑#1」の散水をする予定でしたから、
550本の散水は二時間以上掛かりますので・・・
浮いた二時間で伊計島の温泉へ行く事ができました。
露天風呂ジャグジーが気持ち良くて、湯船につかった瞬間
「あーっ!」「うーっ!」
気持ちよすぎて時間を忘れてついウトウトしてしまいました。
さて、来週、9月29日日曜日から10月4日金曜日までに
地植え300本を終わらせる予定で一旦、福岡へ出社のため
沖縄を後にしました。
つづく。