インド・ヘナの旅その⑦旅の終わりに・・・
ヘナ事情
2017.11.11
【インド・ヘナの旅その⑦旅の終わりに・・・】
突然ですが私は「パクチー」が苦手です。
タイやインドなどのアジア地域には多用されている
あの「パクチー」がなのです。
昨今、日本で静かなブームらしいですね・・・
お手洗い(トイレ)もウォシュレット派なのです。
インドではそんなこと言ってもしょうがないし、
お味噌汁のパックも持っていきますが、結局は
「郷に入れば郷に従え」とばかりに全てが現地のもので
間に合わせます。当然ながら・・・
とても不便です。それは便利に慣れているから
提供されてるものすべてが当たり前になっているから
そう思うのです。
でも、そう思う機会を得られる場所がインドである。そう思うのです。
水道はあっても飲めません。
歯磨きの後、口の中を濯ぐのもミネラルウォーター。
生野菜サラダも避けます。
現地の水を少しでも飲めばすぐにお腹が痛くなります。
(日本人のほとんどがそうです。)
清潔すぎる生活に慣らされて、雑菌に対する抵抗力が乏しくなっている。
最近の何でも除菌、除菌は、そうした虚弱体質を作っていると思います。
インドは昨年13億を超えました。人口問題を抱えています。
それに加えカースト問題、独立して70年以上経過しても
身分差別はなくならない。
人口増加でごみ処理が出来ずにゴミの山が出来ている。
排気ガス、PM2.5は常に高濃度・・・
識字率は60%台(30%以上の人が読み書きができない。)
初等就学率も低く、高校卒業率は50%を下回っている。
日本人で道路が舗装されていることに感謝することがあるだろうか?
水道や電気を使っていて感謝することがあるだろうか?
上を見ればきりがない。でも大切なことは下もよく見ておくことだ。
広い視野を持つことで
自分が生まれ育った日本が素晴らしい国だということ
を再認識できるし、感謝も出来る。
この家族は観光客に歌と演奏を聴かせることで生計をたたている。
子供は学校へなどは行ってない。
こうした子供たちが数えきれないほど、たくさんインドでは生活している。
私達がインドのヘナ、インディゴを使うことで
インドの暮らしが少しでも良くなれば・・・
そんなことを考えています。
インドへ行くと全てのことに感謝することが出来る
そんな修業の場でもあるのです。
また、来年・・・
今日も最後までご覧いただきましてありがとうございます。