ヘナ×3回毛を明るくする方法と考え方
脱染後のヘナトリートメント
2017.09.01
【ヘナ×3回毛を明るくする方法と考え方】
三重熊野のサロン講習会レポートです。
モデルさんは津市のヘナ講習を受講され、
3回のHQヘナを行われています。
久しぶりにお目に掛り、根元の地毛が気になりましたので
根元を明るくしましょう。とお誘いしました。
お洒落染め後のヘナトリートメント(白髪率は1%未満)
数か月後はこの状態になります。
この場合、ヘナの履歴、頻度をしっかり把握する必要があります。
ヘナは毛髪を強靭にカバーするため短期間に繰り返されている方は
なかなか明るくなりません。
私は可能な限り、毛髪ダメージを少なくしたいため
ライトナー(LT)1:20 6%OXY
~
ライトナー(LT)1:5 6%OXY
までと、幅広くライトナーと6%OXYの比率を変えます。
ヘナ1~2回の場合は1:20でも可能です。
(毛質、太さに大きく左右されます。)
ヘナ3~4回は1:15
ヘナ5~6は1:10
7回以上は1:5
あくまで目安ですが・・・
上記の方法にはAAP(アミノアシッドパウダー)
を加えています。
この辺りの詳細はイチゴカラー公認インストラクターグッチのブログ
をご覧いただくか、イチゴカラー講習会にご参加ください。
端的に説明しますと「6%OXY」二剤を加えて場加えるほど
多ければ多いほど毛髪ダメージは少なくなるのです。
ヘナ既染部分のブリーチは
履歴の把握が重要です。
①どの部分に何回重なっているか
②根元は常に一回であること
1週間毎、2週間毎、3週間毎、4週間毎と
その周期が早いほど重なりが多く、明るくなり難くなりますので
ライトナー(LT)の割合を多くすること、それから
根元に少なくグラデーション塗布を行うことが大切です。
根元の新生毛は流す寸前に塗布するようにし
自然放置で様子を見てください。
ラップをし加温10分
今回はクリアカラーのみでしたが、通常はこの後、ドライせずに
ウエット状態からHQヘナの塗布に入ります。
今日もご覧いただきましてありがとうございます。