インディゴはやっぱり明るくなり難い。でも・・・
脱染後のヘナトリートメント
2017.07.19
【インディゴはやっぱり明るくなり難い。でも・・・】
友人の紹介でモデル希望の彼女は
システム販売のヘナ?(察するにインディゴ配合ミックス)
を続けられて、その友人の勧めで数回HQヘナを
セルフで行ったそうです。
拝見したところ、根元はヘナの色、中間毛先は暗い(黒い)
感じに染まっていました。
インディゴ配合?もしくはジアミン配合のケミカルヘナ?
話を伺うとインディゴ配合のミックスハーブのようなもので
セルフ・・・とうことで重なっている部分が暗く染まっているようです。
脱染する場合、インディゴ配合の場合は明かりくすることが困難
であること、脱染のみで約2時間、その後、
ヘナを行うため4時間ほどかかってしまうことを伝え、
了承して頂くことが必須と考えています。
これをインフォームドコンセントと表現しています。
しかも、必ずしも明るくなるという保証がありません。
場合によっては断念せざるを得ないこともあります。
インディゴ、インディゴ配合ミックスハーブの脱染は
過去何度も行っていますがなかなか満足いく
結果に繋がることがありません。
しかし、今後のことも考えると少しでも明るくしておきたい
本物のヘナの良さを体験してもらいたいとの
思いから、毎回チャレンジしています。
今回、脱染工程は二度繰り返しています。
①先ずは毛先へ塗布し、リフトするかどうかを確認します。
タップリ塗布し、加温10分で様子を見ます。
少しでもリフトするようでしたら、根元付近まで塗布します。
そして、加温10~15分
明るさチェックし一旦流します。
プレンリンスですが、毛先の指通りがスムーズでない場合は
コンディショナーを付けて流してください。
一回目終了した時点で一部分をドライし、明るさチェックします。
指で示している箇所から毛先はインディゴの影響で
ほとんど明るくなっていません。
(毛先は少し明るくなりました。)
二回目の脱染を行い、プレーンリンスを終えたところ
HQヘナをタップリ塗布して頂きました。
放置時間を利用して、今後のホームケア
セルフヘナについてレクチャーさせて頂きました。
実際にモデルさんの手によるパーウダーから
ペーストの作り方、塗布方法をレクチャー中・・・
今後は先ず、2週間毎のHQヘナを行い、
中間毛先の状態が良くなった時点で
根元のみの塗布(リタッチ)を
お薦めしました。