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数字で見るヘナの現状

国内ヘナ事情

2017.03.10

数字で見るヘナの現状

日本の女性人口は6,451万人(2016)
ヘナ対象者を30歳以上とした場合4,515万人
ヘナ愛好者を3%として135万人
理美容室でヘナの割合3%4万人  (多く見積もっています。)
ホームヘナの割合97%131万人

 

ヘナ愛好者で

ヘナを理美容室(店販)で購入されている割合1%未満

 

インターネント通販、生協、健康食品店、システム販売等、

理美容室以外で購入の割合99%以上と考えています。

 

美容室に於ける天然100%ヘナ導入サロンは1%未満

 

理容室に於ける天然100%ヘナ導入サロンは0.01%未満

 

美容室のメニュー化は、ここ数年僅かながら増えてきました。

 

ご近所で「天然100%ヘナ」をメニュー化しているサロンがありますか?
殆ど無いのが現状なのです。

 

サロンメニュー化は遠い遠い道のりです。

 

ご自分でヘナ染めされてる方が圧倒的に多いという現実があります。

 

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弊社では20年前よりヘナを取り扱っていますが 、

当初は染料入りのケミカルヘナが主流で天然100%ヘナは、

なかなか売れませんでした。

 

もう、17年ほど前になりますが、研修の為に美容師さんを

迎えるため博多駅前で待っていたときのことです。

目の前を40過ぎとおぼしき女性が通り過ぎました。

 

綺麗な髪の色に「ヘアマニキュアかな?」と最初は思いましたが、

いや、待てよ・・・もしかしたら「ヘナかもしれない!」そう思い、

直ぐに毛束でヘナの繰り返し実験をしました。

 

ヘナを短期間に繰り返すと見事な赤茶、カッパー色に、

それからその後、モデルを探してヘナを繰り返したところ

深い赤茶になることに加え、驚いたことに素晴らしいツヤ、感触、

モデルさんはクセ毛でしたが、クセが治まりボリュームも半減、

ストレート無用へと変化して更に驚いたのです。

 

しかし、当時、様々な方法を用い美容室に天然100%ヘナメニューを

アピールしても、殆ど耳を貸して頂けませんでした。

 

その後、数年が過ぎ、取り扱いサロンは一進一退、

目に見えて増えることは有りませんでした。

 

天然100%ヘナを仕入れても売れなかったのです。

 

そこでインターネット販売を始めることになりました。

最初のショップ名は「ビューティーデポ」ヘナを始め、

シャンプーやトリートメントなどの販売を始めました。

しかし、なかなか売れませんでしたね・・・。

15年前のことです。

 

弊社の担当者も苦労していました。

更に数年が過ぎたところで「ヘナ教本・・・はじめに・・・」にあるように、

美容組合から「ヘナを美容室でやってはいけない」との

内容通達があり、抗議の甲斐も空しく一気にヘナの

サロンメニュー化計画は振り出しに戻ったのです。

 

振り出しどころか、何もヘナのことをご存じない美容師さん方の

間でも「ヘナは良くないらしいよ!」とマイナスイメージが定着

してしまいました。12年前のことです。

 

しかし、天然ヘナの素晴らしさは一般の方々の手により

美容師さんの知らない間に巷へ広まり、

「ヘナファン」「ヘナマニア」と呼ばれる方も増えてきたのです。

 

美容業界はヘナに関して10年間、出遅れてしまったのです。

 

私は東日本大震災後、急激に健康意識が高まったと分析しています。

 

ヘアカラーのカブレ、アレルギー問題も相まって

天然100%ヘナの需要が高まってきました。

これはインターネット通販でも、その動きは顕著に表れています。

 

5年前よりネット通販ショップを楽天へ移しましたが、

ヘナ競合他社がひしめき合っており、

ヘナ単体ではシェア1%未満、つまり99%以上の方々が

他社のヘナを購入されているという現実があります。

この数字は1モール(楽天)のみの数字です。

 

ネット通販を含めヘナ100gの価格は800~3,500と幅広く、

品質も様々で確認の取れない内容です。

 

私は良質な天然100%ヘナ100g=1.000前後の価格スタンダード化

を目指しています。そして、理美容師の手により、もっと多くの方々に

HQヘナの素晴らしさを今後も伝え続けることが使命と考えています。

 

今日も長文をご覧頂きまして有り難うございます。