国内で販売されているヘナ、ハーブカラー類ヘナ(ヘンナ)とインディゴ(ナンバン藍)のミックス、それに数種類のハーブを
加えた製品に「天然100%」の表示があっても「PURE100%」、「NATURAL100%」の表記がなされていても信用できません。
また、価格についてもヘナパウダーが100g2000円台もすることはありません。暴利としか言いようがありません。
これらの高いヘナのいい訳はすべて嘘です。嘘のいい訳で暴利をむさぼっている人がいます。
適正な国内価格でタップリしっかりヘナを使いたい、いつも、そう思っています。
そして、その素晴らしさを多くの人々へ伝えることを使命と感じています。
確かにインド国内でも人経費は高騰しています。
今回はヘナの嘘が蔓延している実態を報告します。
私、グッチがインド滞在中にあるヘナ業者さんから声を掛けられて天然100%と表示のある「ヘナパウダー」と呼ばれる製品を売り込まれたことがあります。
確かに「PURE100%」の表記がありましたが毛束のサンプルは濃い茶色なのです。20~30分で良く染まる…というのです。
私は、「絶対あり得ない話だ」と、警戒しました。ヒンディー語でKEO社長Sunnyさんに詳しく聞いて貰ったところ、
「3%の染料は入っているが97%は天然だから気にするな…。」そう言われました。
インド人が皆さん同じだとは思いませんし思いたくはありませんが、日本人の天然100%の考え方とは大きな隔たり、温度差があるのです。
こうして、同じように日本人のヘナ取扱業者を騙し国内に輸入されていることが少なくないのが現状なのです。
これはインド国内で販売されているヘナです。
一袋500gで数百円程度です。100% NATURALと表記されていますがケミカル(染料)が含まれています。
左は新鮮な乾燥したヘナ葉です。
右は枯れて(古い)染まらなくなったヘナです。
染まらなくなったヘナ、或いはヘナによく似た性質の植物に染毛料「ピクラミン酸塩」と「ダイヤモンドグリーン」と呼ばれる着色剤を混ぜると「新鮮なヘナパウダー」偽ヘナが出来ます。
染毛料のピクラミン酸は、僅か0.2~0.5%で鮮やかなオレンジ色に染まります。お客様に天然100%、ヘナと伝えて、実はケミカルだったこの事実はどうなるのでしょうか…大きな問題です。詐欺と言われても仕方が無いと思うのです。美容ディ-ラーさんやヘナを取り扱っている業者さんレベルでは製品の内容に偽りがあっても一切分からないのです。輸入に際して厚生労働省も成分分析を行っていないのが現状です。
美容材料問屋さん、美容ディーラーさん、日本国内のヘナ輸入業者さんなどは、インドのヘナバイヤーさんが言葉巧みに売り込まれる「数%のケミカル入りの偽ヘナ」などの虚偽の内容を見破ることなど不可能なのです。(成分分析には一件当たり6万~10万円の費用が掛かります)
この成分分析はヘナ&ハーブ関連に使われる恐れのある13種の化学物質すべてを分析しています。費用は11万円です。他社の天然100%である証は、この13種の成分分析を行うしか方法がありません。早く染まる、濃く染まる、良く染まるなど・・・天然100%ではあり得ないことです。もしも、そのようなヘナをお使いでしたら真実を確認するために成分分析されることをお薦めします。
私はヘアカラー(酸化染毛剤)にかぶれます。いわゆるジアミンアレルギーです。腫れが治まるのに1週間、しぼんでシワシワになった顔、特に目の周りが元に戻ったのが、それから1週間後さらに頭皮の痒みが治まらず、掻きむしるため血液がジュクジュクの液体(リンパ液)で薄い赤の液体が頭皮から流れて、大変な思いが7ヶ月も続きました。ヘアカラーのインストラクターをさせて頂いておりますが自分の髪には使用できないのです。
ヘアカラーの素晴らしさ、楽しさ、怖さ全てを知り尽くした上で、皆さんにお伝えしているのがヘナ&ハーブカラーです。「天然100%にこだわった化学物質に頼らない白髪染め」トリートメントです。
年間30回程度のヘナ&ハーブカラーを行っています。
エムズハーブカラー、HQヘナ、インディゴは私、グッチことエグチが天然100%を保証します。
私のヘナ&ハーブカラー講習会はヘナ&インディゴの真実をお伝えし
サロンに於ける新しいメニューの提案をさせて頂いてます。