国産インディゴ染毛テスト
美ら藍/沖縄RQインディゴ
2023.01.12
こんばんは! 先日、宮城島のインディゴ畑の様子を見に行った際に向かい側の畑に目をやると・・・
沖縄ではサトウキビの花穂が満開です。
昨年11月28日に刈り取ったインディゴ畑はその後、順調に
成長しています。
一本だけですが枯れてしまったようです。インディゴは繊細です。
まだまだ原因不明の出来事があるのです。
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【 国産インディゴ染毛テスト 】
ヘナも葉以外の種や枝に色素が含まれていることは分かっていましたが、今回はインディゴの枝と葉に染料含有量の差はどれほどなのかを染毛テストしてみました。
国産インディゴも弊社オリジナルの無農薬栽培、W乾燥で
熱が出ない冷却式超微粒子粉砕機を用いて加工しています。
実験を行うために丁寧に手作業でインディゴの枝のみを
集めて2mm程度にプレ粉砕し、その後、粉砕機にかけました。
最初からパウダーの色が違っています。葉の方が濃い緑です。
インディゴ枝のパウダーの色とペーストにした際の色の差はそのままの形で縮まることはありませんでした。
自然放置で60分・・・
二本の毛束の上段は「サラシタイム(濡れた状態を30分保っています。)」
下段は自然放置60分後にプレーンリンス直後にドライしました。
3日後の空気酸化発色が完了した状態です。
予想通りの結果ではありましたが、改めて枝やその他の
不純物は徹底的に取り除く必要があるということが
証明されました。
国産インディゴ増産の目標を立てて励んでいます。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。