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伊計島での畑仕事その2

美らヘナ®/沖縄産ヘナ

2021.02.11

前回の続きです。

 

雑草からヘナを守った私達の次の仕事は「水やり」と前々回にお伝えした肥料の三要素を実行するための「鶏糞ペレット」を根元に入れる作業です。
鶏ふんは有機肥料の一つです。ニワトリのふんを乾燥させて作ったもので、牛ふんや豚ぷんよりもチッ素・リン酸・カリの三要素が多く含まれます。
おさらいになりますが、チッ素は葉を茂らせ、リン酸は開花・結実を促進し、カリは植物を丈夫にする成分です。
鶏ふんの場合、特に優れているのはリン酸ですが、チッ素、カリもバランスよく含まれています。
牛ふんや豚ぷんよりも早く効く一方で、効果が切れるのも早いのが特徴です。
完全発酵済みのペレット状になっていますので若干臭いはありますが、牛糞堆肥と比べても、さほど強くありません。
微アルカリを好むヘナにとっては最良の肥料です。

 

今回、契約ヘナ農家の雑草取りから鶏糞ペレット、水やりまでの作業を行いましたが700坪超えのへナ畑は、二日間で終了できず、その後、休日に水やりのついでに二日間に分けて鶏糞ペレット入れを行い、漸く終了しました。

 

寄る年波には勝てません。足腰に負担が掛かりますので、回復するのに少々時間が掛かってしまいます。

 

それでも、毎日、農作業を繰り返していますから、体重減、体脂肪減の嬉しい効果があります。

 

それに同年代に比べると体力的にも負けない自信が付きます。

 

それに、今回、動噴と呼ばれるマシーンを購入しましたので水やりがとてもスピーディーになりました。
それでも700本のヘナの水やりは1時間半~2時間程掛かりますがもっと、早い時期に導入すれば良かったと反省させられました。

 

ともあれ、これで今後の伊計島のへナ畑の成長がとても楽しみになりました。
これは、農業を続けて私の中で大きく芽吹いたワクワク感でもあります。
このワクワク感は、この農作業を共にした仲間間で共有できる素晴らしい感情と説明しておきます。このワクワクは文章では表現出来ません。
自然と闘って成し遂げる達成感もあります。
農業は植物の成長と同じく、農業者までも育つのだと確信しています。

 

今後も、定期的にレポートしたいと思います。

 

いつもご覧頂きましてありがとうございます。