従来のアルカリカラーからヘナへ移行するために
20:1CL後、ヘナ
2018.02.27
【従来のアルカリカラーからヘナへ移行するために】
ブログからメッセージをいただき大阪ヘナ塾までの間に
ご自分でHQヘナ×4回を体験され
当日、初めてお目にかかった美容師さんです。
従来のヘアカラーの後、4回連続でHQヘナ、そのため
根元のカッパーがとても気になっていらっしゃいます。
このままではヘナを断念せざるを得ません。
さて、貴方なら今回の施術方法と今後を、どのようにアドバイスされますか?
①根元のみのカッパーがとても気になる。
②白髪は頻繁に染めたい。
③美的意識高め。
④美容師さんです。(明るさ、色に縛り無し。)
よくあるパターンです。これを克服する必要があります。
追加補足します。
❶インディゴ(ミックス含む)を使用すると今後、明るくできません。
❷頻繁に染めたい方です。インディゴを含むミックスや2度染めはセルフでは不可能です。
ムラになります。
❸❷の場合2週間毎、サロン施術であれば可能です。
❹現時点ではインディゴを不使用のため、明るくすることが可能です。
❺こちらのお客様に対しては「頻繁に染める」「染める方法」「明るさ」
「天然100%or化学物質使用」カウンセリング時にこれらの確認が不可欠です。
つまり、色や明るさに制限がない方で
ヘナのカッパーがお似合いになるか、そうでないか。
セルフヘナが可能か、そうでないか。
その人、ご本人次第なのです。
ですから100%正解や答えはありません。
私の施術例をお伝えします。
モデルさんは目鼻立ちのはっきりとした顔立ちの美人さん
で洋服の趣味、その他を総合して明るいヘナカッパーが
お似合いになるし素敵になるはずだ。そう判断しました。
インディゴやインディゴ配合のミックスはセルフでは無理、
ヘナのみであれば簡単であり頻繁に染められる方へお勧めしやすいのです。
一度でもその場しのぎのインディゴ配合ミックスを
使用した場合、その後、明るくできません。
インディゴはその後、いつでも使用できます。
先ずは、脱染を試み、HQヘナをしばらく続けていただき
その後、もう一度カウンセリングさせていただき
今後のことを一緒に考える余裕がほしいですね。
また、そのようにしっかりアドバイスできる
理美容師さんでありたいですね・・・
プロのアロバイスはお客様にとって心強いし
不可欠です。
導く・・・大切なことです。
お客様とは長いお付き合いが始まるのですから
一回で100点を取ろうと思わないこと
数回ご来店いただきお客様と一緒に
ベストを探り、100点へ近づける方法が肝要です。
「ヘナ巧匠」P7参照のこと
使用した脱染剤は「C」
HQヘナ×4回を考慮し1:10としました。
ブロッキングしパレルを使用し塗布量を調整しながら塗布しました。
塗布後、加温15分でチェック
ある程度の明るさが得られたら
いったん流してドライし
明るさが得られていない部分へ
再度「c」を塗布するのがよいのですが
ヘナ塾は制限時間があるため
今回は一度の脱染でその後HQヘナを塗布し
加温60分
最後までご覧いただきましてありがとうございます。