HQヘナ二度染め その①
白髪率40~50%の事例
2018.01.07
【HQヘナ二度染め その①】
長野松本ヘナ講習会レポートです。ブログは二回に分けてお伝えします。
モデルさんは前回、千葉ヘナ講習会へ参加された美容師さんです。
こちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/hqhenna/entry-12313439572.html
現在、このような状態です。皆さんはどのようにアドバイスしますか?
前回はクリアカラーで明るくし、その後、HQヘナでした。
少し落ち着いた感じにしたいとリクエストされました。
ヘナを続けられて「ちょっと落ち着いた感じに・・・」
とリクエストされることはよくあります。
この場合の「ちょっと落ち着いた」この表現には大きな個人差がありますので
注意が必要です。
①オレンジや赤味が気になるのか?
②本当にほんの少しトーン(明るさレベル)を下げるだけでよいのか?
③大きくトーンを下げたほうが良いのか?
カウンセリング時にしっかりと確認する必要があります。
この時にもっと大切なことがあります。サロンのみの施術であれば問題ありませんが、
頻繁に染める方、セルフカラーを行われる方は、その方法が最善かどうかを親身に
検討する必要があります。例えばインディゴを使用する場合、ミックスハーブ、
ハーブ二度染めはセルフカラーでの継続は困難です。
大きな色ムラになり綺麗で無くなる可能性が高くなります。
提案その1 HQヘナ40分後、二度染めの2nd(セカンド)として
①橙(HQヘナ3:1インディゴ)
②胡桃(HQヘナ3:2インディゴ)
③琥珀(HQヘナ2:3インディゴ)を使用する。
インディゴの比率が高いほど濃い色、つまりトーンは下がります。
提案その2 ミックスハーブ
①胡桃(HQヘナ3:2インディゴ)
②琥珀(HQヘナ2:3インディゴ)
③鳶色(HQヘナ3:7インディゴ)を使用する。
白髪染め頻度で大きく変化しますのでお客様とよく相談して下さい。
例:白髪率50%超えの方へは2週間毎であれば琥珀をお薦めし、
3週間毎であれば鳶色をお薦めします。
重ねれば暗いくなりますので十分な説明を行ってください。
提案その3 HQヘナの頻度を上げる。
HQヘナは繰り返すと濃くなり暗くなります。
例:白髪率50%超えの場合は2週間に一度、80%超えの場合は毎週と考えてください。
これらの提案は周囲から「綺麗ですね!」「素敵ですね!」と言われるレベルです。
白髪率30%未満の方がHQヘナをサロンで加温60分行えば従来の白髪染めと
同等程度の白髪のカバーは可能です。
しかしながら、月一の白髪染めでは「綺麗!」「素敵!」と
周囲から言われることはないでしょう。美的意識の高い方は毎週~2週間毎です。
今回、私がお薦めする方法はHQヘナ二度染めです。
HQヘナ二度染めとハーブカラー二度染めは違います。
前者はHQヘナ×2染め、後者はHQヘナの後にインディゴまたは
HQヘナとインディゴのミックスを行う方法です。
混同しないように日頃から正確な表現をお客様のために心がけてください。
今回はここまで・・・
皆さん成人の日、体調に気を付けて頑張ってください。
一生に一度の張れの舞台ですから・・・
準備等々、ご苦労様です。
今日もご覧いただきましてありがとうございます。