【保存版】天然100%ハーブカラー二度染めの選択理由
白髪率60%以上の事例
2017.12.22
【天然100%ハーブカラー二度染めの選択理由】
岩手盛岡のサロン臨店講習会レポートです。
モデルさんは天然100%ヘナ&ハーブカラーに
とても興味を示されていました。
白髪率はコメカミ付近で60%
表面は35%程度です。
バックは10%未満と白髪率に大きな差があります。
今回、天然100%ハーブカラー二度染めを行うことにしましたが
その大きな理由は「仕事柄」
職業柄、赤系はNG、それから明るさの上限は6レベル
白髪率が50%を超えている段階で「HQヘナ単品」では対応できません。
それから白髪染め周期が一ヶ月毎以上と間が空いてしまう方へ
は二度染めをお薦めしています。
所要時間は染めるだけでも2時間は掛かりますが
究極の天然100%白髪染めです。
褪色も殆どありませんので従来の白髪染めと比べても
遜色ありません。
白髪染め周期も従来と同じでも構わないということになります。
ただし、この二度染めはプロならではのメニューです。
ホームカラーには向きません。
過去に何人ものセルフ二度染めの方を知っていますが
大きな色ムラがあり、綺麗な方は一人もいらっしゃいませんでした。
セルフは無理という認識です。
ということで※天然100%ハーブカラー二度染めは
①化学物質を避けたい方
②LOHASな方
③赤系がNG
④一度でしっかり白髪をカバーしたい方(高白髪率)
⑤白髪染めの間隔が一ヶ月以上の方
逆にこれらの項目が当てはまらない方へは不向きです。
「化学物質を避けたい、LOHAS、アレルギーの方」は
この方法が最適ですがこれらの意識が薄い方は
二度染めが長く続かないことがあります。
時間、費用などに勝る何か・・・その理由が必要です。
【※天然100%ハーブカラー二度染め】
私達はプロですから正確な表現をしなければなりません。
お客様に対して「天然100%ハーブカラー二度染め」を
「ヘナ二度染め」と表現してしまうと
1stのヘナも2ndのインディゴもヘナだと思われてしまう。
そのお客様が私はサロンでヘナをしていると友人に伝えられると
間違ったことを伝えることになります。
ヘナはあくまでヘナのみの施術であること
ヘナ二度染めも実際に存在します。
HQヘナを施術後、一旦流して、二回目のHQヘナ
これがヘナの二度染めです。
ヘナとインディゴは全くの別物であることをお客様にも
プロとして伝えることが大切であると考えます。
ヘナは木です。ミソハギ化の低木
インディゴは草です。マメ科の多年草
2017年インド、ヘナ刈り取りの動画の後は
ずっとヘナ教本を読まれていました。
その関心の高さが伺えます。
二度染めの2nd(セカンド)はオレンジの部分のみに塗布をします。
2ndが既染部分へ重なると暗くなってしまいます。
バックの白髪率10%未満部分へは2ndの塗布はしません。
10%未満の部分はHQヘナのみで白髪をカバーすることが可能です。
2ndはインディゴ比率が高いほど仕上がりが濃くなります。
暗くしたくない場合はインディゴ比を少なくします。
迷ったらインディゴ比が少ない方を先ずは選択しましょう。
明るい茶色は後日、濃く出来ますが、暗い茶色は明るく出来ません。
既染部分がHQヘナで少し明るくなりました。
今日もご覧いただきありがとうございます。