ヘナとインディゴ、ミックスハーブの違い。
白髪率10~30%の事例
2017.08.30
【ヘナとインディゴ、ミックスハーブの違い。】
東京代々木の全理連ビルヘナ&ハーブカラー講習会レポートです。
一見したところ「ヘナではなさそうだ」そう思い話を伺うことにしました。
講習会でヘナ&ハーブカラーの定義という話をします。
・【ヘナ】ヘナには二種類ある
①機械選別のノーマルヘナ
②機械選別で残ってしまう不純物(枝その他)を手選別したHQヘナ
(HQ=High Quality=高品質の意)
インド北部の砂漠地帯で収穫されたミソハギ科の低木です。
・【インディゴ】 和名:なんばん藍 (南蛮藍)南インドの雨の多い地方で収穫される
マメ科の多年草です。 (ヘナではない)
・【ミックスハーブ】ヘナとインディゴのミックス (これをヘナとは呼ばない)
・【天然ハーブ二度染め】 ヘナを塗布し40~60分放置しプレーンリンス、
次にインディゴまたはミックスハーブを塗布し30分放置する
2ステップ(二度染め)
(これもヘナではない。ヘナ二度染めでもありません。)
ヘナ二度染めとはヘナ施術のみを二工程繰り返すことです。
美容師さんの中にはパウダー系すべてを一括りに「ヘナ」と表現している方が
多くいらっしゃいますが、お客様が混乱されます。
プロフェッショナルは正確な表現を心がけましょう。
この小さな事と思われる呼称ですが、この定義付けこそ
お客様に対して誤解を与えない対策でもあるのです。
植物のパウダー系をすべてヘナと思われている理美容師さん
及び一般の方が依然多くいらっしゃるのが現状です。
当然ながらジアミン配合や直接染料(化粧品染料)配合の
ハーブカラーをヘナとは表現できません。
繰り返しますがヘナは天然100%ヘナのみを指します。
今回は根元へは【鳶色】HQヘナ3:7インディゴのミックスハーブ
中間毛先へはHQヘナ
自然放置60分です。
三日後の空気酸化発色が楽しみですね・・・。
今日もご覧いただきましてありがとうございます。