アワルトリートメントは液状化させ浸ける
トリートメント
2014.07.24
ヘナ及びアワルをペースト状にするための
攪拌方法によって染まりや感触に大きな差が
あることが分かってきました。
玉子に例えると、簡単に混ぜるかよく混ぜるか
それから泡立て器で混ぜるか、ミキサーで混ぜるか
その攪拌方法で大きな差がはっきり分かりますね。
水と油でも同じことがいえます。
水と油は混ざりにくいのですが
高速攪拌機を使用すると界面活性剤なしで
よく混ざります。
ヘナもアワルも同じことがいえるのです。
今回はアワルトリートメント(無色)
私は元来トリートメントとしての効果はヘナの方が優れていると思います。
しかし、オレンジ・・・或いは繰り返すと赤茶色になってしまいます。
そこで無色のアワルを使います。
ヘナやアワルのトリートメントは一回ではその良さは分かりにくい
と思います。そこで最低でも3回コース、理想は5回以上の繰り返しを
お薦めします。
真剣に毛髪ダメージを何とかしたいと思われるお客様に
とっては救世主となり得るのです。
ヘナおよびアワルの中途半端な一回目はギシギシとキシむ感じが
します。特にダメージ毛の部分は顕著に表れます。
一般的なトリートメント剤はオイルやコート剤など毛髪を
滑らかにする成分が配合されていますのでツルツルサラサラの
イメージをお客様はお持ちだということを念頭に
カウンセリングを行う必要があります。
天然100%素材のヘナ及びアワルは従来のトリートメント剤とは
異なり、繰り返すとその素晴らしさをご理解頂けると確信しています。
先ずは施術する側のアワルトリートメント体験が必須です。
ご自分でこの良さを体験すれば説得力、目力がつき
カウンセリング力120%となります。
今回のモデルさんへはアワル200g+ココナッツオイル60g(30%)
+アムラ10g+シカカイ10g+温湯(60℃)550gとしました。
結果的には少々量が不足気味でしたので次回はアワル50g追加
をお薦めしました。
ヘナ及びアワルトリートメントは毛髪に対して十分な量
付けるではなく「浸ける」或いは「漬ける」と表現しています。
量が少ないと感触が悪くなります。