インディゴ単品を使わない理由
インディゴ
2015.08.29
【インディゴ単品を使わない理由】
ヘナを輸入するようになって19年
ヘナ単品で合わなかった方は、私の知るところでは
3名のみ、しかも、頭皮がジュクジュクになった方はお一人だけで
あとの2名の方は痒み、湿疹です。
ヘナは元来、皮膚病の薬ですから
納得できる数字です。
どんなに天然100%の優れた化粧品でも
3%~5%は合わない方がおられるようです。
そのことを考えるとヘナは素晴らしいとあらためて思います。
ところが「インディゴ(ナンバン藍)」は感作性が
ヘナより強く、10%以上の方が合いません。
特にインディゴ単品使用には、合わない方が多いようです。
私もインディゴ単品は「カユミ」が出るため合いません。
ところがヘナを20%ほど加えるとカユミが全くありません。
その経験上、ヘナを加えると感作性が和らぐので
はないかと考えています。
そこでお薦めなのがHQヘナ1:4インディゴの紫紺です。
インドKEO社の製品名は「ハーバルマホガニー」
私は今年4月より毎週「紫紺」を繰り返しています。
その結果、日本人の自然な黒褐色に染まっています。
紫紺(ヘナを加える)をお薦めするもう一つの理由が
粘性です。インディゴは粘性が乏しく
塗布する際に水分が不足するともボロボロ落ちてきます。
ヘナを20%加えることでとても塗りやすくなります。
それからインディゴ単品、またはインディゴとヘナのミックスを
トーンダウンに使用されるときは今後、絶対にカラーチェンジを
しない方のみに限定されます。
インディゴ成分は明るくなり難く、緑が残ってしまいます。
ヘアカラーの代用には不向きですのでご注意下さい。
インディゴでトーンダウンした後の処置法を
度々質問されますが、一度、インディゴで処理された
毛髪をリセットすることは不可能です。
髪を伸して既インディゴ部分を切るか
暗めに染めるか・・・それに尽きます。
私は絶対にお薦めしません。
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沖縄宮古島ヘナ&ハーブカラーイベントレポート
モデルさんは広島から帰省中の学生さんです。
教育実習の為に毛先を落ち着かせて欲しいとのことでした。
ここで毛先にインディゴを使用しても良いかどうかの
判断をします。
モデルさんはしばらくの間、明るくしません。
色も変えません。若白髪のために
ヘナを続けたいとのことでしたので
セルフヘナをお伝えしました。
この毛先を落ち着かせるために
HQヘナ2:3インディゴの琥珀
(インドKEO社 製品名ハーバルブラウン)を
使用しました。
お客様へは最低60分~理想で180分とお伝えした後
ご希望で90分放置となりました。
今日もご覧頂きましてありがとうございます。