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コダワリのインディゴはデリケート=美ら藍

沖縄産ヘナ・インディゴ畑奮闘記

2024.08.27

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こんばんは!沖縄は台風10号の接近で少し風が強く吹いています。今日の午後の飛行機で福岡へ移動し、明日は出社日です。

先日、美らヘナヘナファクトリー宮城島からの帰りに屋慶名ファミリーマートの駐車場で屋慶名エイサー(道じゅね)を観覧しました。

お盆に各地で開催されるエイサー巡業を”道じゅね”と呼んでいます。

 

事前にその情報を得ていました。

 

当日は午後10時から開演とあって、多くの人たちがその時を待っていました。

 

実際に目の前で見る素晴らしいエイサーの演舞でとても感動しました。

 

チョンダラー(京太郎)の道化を演じている最中に、花傘男が注ぎ、飲む・・・その光景が今日、道じゅね9軒目ということを若いチョンダラーの男性に聞くことができました。
 

この後もう一軒のエイサー道じゅねがあるということでした。

旧暦のお盆が終わって日が落ちると少し涼しさを感じる今日この頃です。

 

 

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【 コダワリのインディゴはデリケート=美ら藍 】

昨年、8月の台風6号の被害に遇ってから・・・ちょうど一年・・・

 

契約農家さん、スタッフさんとともに懸命に畑を補修、それから作付面積拡大の成果が徐々に現れ、8月の半ばよりインディゴの刈り取りラッシュが続いています。

 

ヘナの乾燥からパウダー不純物除去の工程と比較し、インディゴのそれはとても過酷に思えます。

 

INDIGOには微細なトゲがあり、乾燥コンテナに収納する際、特に一次乾燥後の葉落としの最中は、チクチクとかゆみとの戦いです。

 

インディゴ生産から葉落としに関わるスタッフのみなさん、酷暑の中、頑張ってくれていることに本当に感謝します。

チーム宮城島では8月からヘナorインディゴ刈り取りが行われ、その後、それぞれの畑の手入れ、感謝の鶏糞入れなどを行い、

月曜日、火曜日の週の始めは一次乾燥後の葉落とし~不純物除去~コンテナ内清掃、メインテナンスなどの作業が続いています。

 

一方、チーム石川では、土、日には兼業農家さんの刈り取り後の乾燥コンテナ収容、それから・・・

 

※宮城島でのインディゴ一次不純物除去~二次乾燥~二次、三次不純物除去~プレ粉砕を行っています。

 

平日の午前中から2時ごろまでは美らヘナファクトリー石川でのヘナの加工を行い、夕方から宮城島へ移動(車で45分程度。それから※インディゴの作業工程を繰り返し行っています。

 

昨年までと比べるとINDIGOの加工を同時に行うことで猫の手も、犬の手も借りたい思いです。

 

今年いっぱいはこの体制が続きますが、来年からは新体制新しいインディゴファクトリーが石川に完成する予定で、それまでの辛抱、我慢、我慢とモチベーションを高めています。

 

 

この時期1時間もしないうちに、インナーシャツが汗で濡れて一日数回シャツを着替えます。タオルも一人で10枚程度使用しています。過酷な環境だと改めて思います。

 

それでもきれいなインディゴが仕上がるとそれまでの苦労が吹き飛んで嬉しく感じます。

インディゴはヘナと比べると水分量が多くとても重く感じます。

一次乾燥にとても時間がかかります少しでも時間を短縮するために長すぎる枝をカットし、その分、インディゴ葉の乾燥時間を短縮することができます。

 

 

こうして乾燥コンテナに収まったインディゴからは独特の良い香りがして、癒やされるのです。

ここで失敗例を紹介します。ヘナも刈り取り後、すぐに簡素コンテナに収容しないと暑さで葉の色が緑から茶色へと変化します。

 

しかし、インディゴはもっと繊細です。

 

とてもデリケート。

 

これが失敗したときの画像です。色が変わってるのがお分かりいただけると思います。残念ながらこの部分は使用できません。取り除きます。

 

インディゴを刈り取った後にシートに包みますが、シートを重ねてトラック輸送をした場合、重圧が掛かる一部が発酵し、高温を発し、色がブラックブルーへと変化します。もちろん使用不可となってしまうわけです。

 

そのため、刈り取りから乾燥コンテナ収容までは最短時間で行う必要があります。

 

トラック輸送の際は刈り取ったシートを立てて輸送することにしています。

 

様々な失敗を経てそこに学びがあり、改革改善を行っています。

 

 

 

今日はここまで・・・

 

この続きは次回のブログでお伝えすることにします。お楽しみに。

 

 

今日もご覧頂きましてありがとうございました。