ヘナ国産化を急ぐ理由
国内ヘナ事情
2024.07.24
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こんばんは!台風の周辺に当たり強い風が吹いています。
直撃を免れたのでホッとしています。
ここ数ヶ月、毎週、日曜日に刈り取りが行われて、乾燥に4~5日掛かり週末に葉落とし・・・この葉落としがヘナ製造工程で最も過酷と言って良いほど大変なのです。
美らヘナ、うるまヘナの製造には栽培に関わる人々のご苦労
と製造に関わる人々のコダワリとヘナ愛、汗の結晶です。
この時期の刈り取り、畑仕事は命に関わるほど大変な作業です。
この場をお借りしてスタッフのみなさん、契約農家のみなさん
本当にご苦労様です。感謝します。
22日、月曜日緊急刈り取りしました。
満月の月明かりに照らされて5:00スタート
美らヘナファクトリー石川へ運びます。
乾燥コンテナに収めて四日間でこの鮮やかな緑に乾燥させることに大いにこだわっています。
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【ヘナ国産化を急ぐ理由 】
国内に出回っているヘナは、そのほとんどがインド産です。
90%以上と表現しても差し支えないでしょう。
国産ヘナは、まだまだ数が少なく、未だ少数派です。
インド産ヘナを輸入し、販売している会社は沢山ありますが
Webサイトを拝見していても「言ったもん勝ちの根拠の無さ」
に同じ業界で活動していることを恥ずかしく思うほど、ヘナ業界は嘘が蔓延しています。本当に情けない限りです。
昨年、インドは中国を抜き、世界一の人口14億超えです。
急激な人口増加に政府も対応しきれない状態が続いています。
その第一の問題が環境汚染です。
インド産ヘナを取り扱っている会社はネガティブを一切、表に出されません。インドへ行ったことがある人は、どれだけ空気が汚れているか、マスクしないと外に出られないほどのPM2.5数値です。
下水は無く、生活用水、工場排水は直接、川へ垂れ流し状態で
河川の汚染は深刻です。
デリー市内でもこんな状況です。
ゴミの山が点在しています。
ゴミ山に雨が降り注ぎ、地下水が汚染されています。
ウチのヘナは重金属出ませんとWebサイトで書いても
地下水汚染、これは大陸全土の問題です。
それからインドのヘナ会社の多くがこのような環境で
ヘナを作っています。
ヘナを購入される際に、誰がどこで、どのようにして作っているのかを画像や動画で見ることができない製品は避けるのが賢明です。
「国消国産」は「国民が必要として消費するものは、
なるべくその国で生産する」という考え方です。
今後も安心、安全なヘナ国消国産化に尽力します。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。