ヘナの粒の細かさ、粒度についての解説
美らヘナ®/沖縄産ヘナ
2024.05.06
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こんばんは!昨日の午前中はヘナ刈り取り、夕方から宮城島でインディゴを乾燥機から取り出してプレ粉砕をしました。
連休中は気温がどんどん上がって熱中症対策で私は6:00スタート、皆さんは7:00から、早朝のヘナ畑は気持ちがいいです。
今日も充実した美らヘナ&藍、愛の一日でした。
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【ヘナの粒の細かさ、粒度についての解説】
ずいぶん前になりますが、美らヘナの愛用者の美容師さんからのレポートです。
インド産ヘナで、とあるメーカーさんのヘナが400メッシュとWEBサイトにヘナ粉の細かさを書かれています。ということでしたので
実際に当該、ヘナを購入し100メッシュフィルターにかけてみました。結果は100メッシュでも全てが通ることはなく、少しアラが残る結果になりました。
私の場合、フィルターにかけなくても
おおよその粒度は分かります。
ヘナの色や粒度に”こだわり”、毎日、ヘナパウダーのチェックを行っているため人差し指と親指の感度は研ぎ澄まされています。
300メッシュがどの程度で400メッシュも然り、
1000メッシュまでの体験と知識があります。
それ以降、別のメーカーさんでも
インド産ヘナに250メッシュ、
高品質ヘナは400メッシュなどの
表記があるのも確認しています。
挙げればきりがありません。
全て確認しましたが、
どれも同じ粒度で100メッシュで97%通り、
3%程度の通らない、いわゆるアラ(粗)が残りました。
インド産を含め国内産ヘナでも横並びの
100メッシュ程度で150ミクロン前後の粒度です。
どんぐりの背比べで大差はありません。
残念ながらヘナ業界は嘘、偽りの表記が
蔓延しているのが現状です。
WEBサイトは健康意識が高い方向けで素晴らしい内容なのですが、「書いたもん勝ち」「言ったもん勝ち」の残念な業界です。
ヘナの染料であるローソン色素(ローソニア・アルバ)の含有量についても同じことが言えます。
Webサイトではインドヘナ1.8%,
3%.3.2%との表記が散見されるも
分析結果やその数字についての根拠等は一切ありません。
あるヘナファンの美容師さんから発せられた名言があります。
「今更、インド産ヘナ同士で競ってもね・・・」
確かにそうですね・・・
今後、数年間でインド産ヘナを含む
外国産ヘナから国産ヘナへシフトする
大きな流れを感じています。
沖縄に移住しヘナ農家兼、美らヘナ(うるまヘナ)製造に携わるようになってから、他社ヘナ、インド産ヘナのことは全く気にしなくなりました。それだけ美らヘナと他のヘナは違うのです。
今回は全国のヘナ愛好者の方々に注意喚起の意味で書きました。
250 メッシュ、300メッシュ、400メッシュ、ローソン含有量3.2%、3%、1.8%以上の偽りの数字に惑わされないようにしましょう。
繰り返しますがヘナ業界は嘘が蔓延していますので気をつけて下さい。
このことは同じ業界に携わる身で情けない気持ち、申し訳ない気持ち、とても残念に思っています。
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今回は美らヘナ加工中の美らヘナファクトリー石川内で撮影した「ヘナの粒度解説」をご詳細します。
美らヘナの300メッシュとその他のヘナの100メッシュの違いを確かめる簡単な方法を紹介しています。ぜひご覧ください。
動画解説にありますが、美らヘナは指紋に入る粒度です。
ヘナパウダーの粒度の違いは、そのまま、染まり具合、
そまりの濃さ、滑らかさ、毛髪頭皮への浸透率、
しなやかで滑らかな感触に大きな違いが生じます。
ここからはメッシュ、目開き(めひらき)の参考資料です。
2.5メッシュ~60メッシュの解説になっています。
200メッシュ、300メッシュが超微細であることが
ご理解頂けると思います。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。