世界最高品質ヘナのコダワリその2【直伝低温除湿乾燥】
沖縄産ヘナ・インディゴ畑奮闘記
2023.12.20
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こんばんは! 東京出張から今、沖縄へ帰ってきました。
今日の富士山はこんな感じでした。
江ノ島と夕日に映える富士山が素敵でした。
ところが静岡に近づいたら雲に覆われていて
このタイミングが精一杯でした。
昨日の銀座ルアンビル11F スタジオ生配信です。是非ご覧下さい。
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【 師匠直伝の低温除湿乾燥 】
今回のコダワリは、刈り取りから一次乾燥です。
沖縄の太陽をいっぱい浴びてスクスクとヘナは育っています。
画像はうるま市宮城島桃原ヘナ千本畑の朝の風景です。
早朝から刈り取りを開始します。防草シートの上ですから
直接、土が付くことはありません
切り取ったヘナ枝はシートの上に切り口を揃えて回収します。
この日の刈り取りはヘナ木約300本です。
刈り取りから回収は4時間くらい(人員数で大きく変化します。)
で終わりますが、このあとの乾燥コンテナ収容が結構時間を要します。
一次乾燥用コンテナです。
大きく立派に育ったヘナ葉を色、風味を損なわずに乾燥させる
唯一の方法を南風原町のヘナの師匠より伝授されました。
それが除湿乾燥法です。その後、様々なことが分かってきました。
除湿に最も有効な温度とヘナ葉を緑に保つ温度は違うということが分かりました。
宮城島のヘナ畑を始めた初期の頃、島のコンビニ、桃原共同販売所のオジさんに「葉の乾燥は除湿乾燥が一番良いよ!」と師匠とお全く同じことを言われたので除湿乾燥の素晴らしさを再認識するようになりました。
この一台のコンテナにパウダーに加工した場合、18kg~35kgの
ヘナを収容できます。刈り取った枝の重さで150~300kgにもなる量です。ヘナの葉落としができる乾燥状態は葉の水分量13%以下ですが13%では葉落としが困難な場合があります。
理想は11%未満、この程度の水分量であれば葉落としが楽に行えます。
乾燥に掛かる時間は少量で3日、大量の場合は5~6日掛かることもあります。
そして、この理想の葉の水分量11%の実現が次の工程、及びパウダーの粒度(粉の細かさ)にも大きく影響します。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。