宮城島桃原へナ畑奮闘記その4”豪雨の洗礼”
美らヘナ®/沖縄産ヘナ
2021.04.15
続きです。タップリ堆肥を入れて、トラクターで念入りに耕した数日後の3月28日
集中豪雨、1時間に28mm、それから4月2日の集中豪雨では、一日に111mmの降水量を記録
しました。
気になる宮城島の桃原へナ畑では、集中豪雨による被害が数カ所見られました。
堆肥を含んだ畑の土が豪雨で流されていました。
大きな被害は3個所でしたが、大量の土が流されて、復旧には相当な時間が掛かりそうだと思いました。
4月5日、6日、7日の予定で2台の重機をレンタル予約していました。
時間が限られていますので、早朝6:00から作業開始・・・
先ずは流された土砂を畑に戻す作業、ユンボの前面にある排土板を使って流された土を集めます。そして、畑の凹みまで運んで修正を繰り返します。
このユンボは小型で、雑草防止シート(マルチ)の周辺を埋め込む溝を掘るためのもので小型であるが故に排土板も小さく、作業は難航しました。
ユンボによる整地が終わったのは午後2時頃でした。それから、この重機「コンバインローラー」前方のローラーが振動しながら表面を押し固める機械です。道路舗装によく用いられる重機です。
これで畑の表面を固めながらフラット状態に整えます。
このことは今回初めて試みる作業です。
豪雨が無ければ早朝からコンバインローラーを動かしていたと思うのですが7時間ほどの時間をロスしたことになります。
表面を固めてフラットにする意味は・・・
①トラクターでフカフカにした状態でヘナ苗を地植えすると根の張りが弱く風に抵抗力が乏しくなる。
②トラクターでフカフカ状態でマルチを敷くと人が踏み入れた部分のみ踏み固まり、表面が凸凹になってしまう。=歩き難くなる。
③マルチを敷く際に作業効率が良い。
今回、初めての試みで分かったことはローラーを何度も重ねて通った部分は固まり過ぎてしまうこと、これを回避するためには、振動スイッチのオンオフをこまめに行うコンバインローラーの入れ方を工夫して同じ場所を通過することがないようにすることが求められます。今後の課題です。
およそ8時間遅れてマルチシート押さえの溝掘り開始・・・日没まで2時間を切った
午後17時を過ぎていました。
今回は短期間に降るゲリラ豪雨の被害、水の力を思い知らされました。
これもハルサーの試練・修行です。
ヘナ苗の地植えを4月中旬までに終えたいと意気揚々です。
つづく・・・
今日も最後までご覧頂きましてありがとうございます。