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美容室に集客なんか要らない。

美らヘナ®/沖縄産ヘナ

2020.08.06

移動中にFMを聞いていたら、暑い暑い最中に美容室に行って髪を切ってもらってシャンプーして貰ったらとても身持ちが良くて最高だった。癒やされた。リフレッシュされた。という話題を耳にしたのです。話が面白くて、聞いているだけで、こっちも気持ち良くなってしまいました・・・
私が40歳の頃までは、普通に理容室に通って髪を切って貰っていました。友人のサロンに行く事もありましたが、飛び込みでお願いする事もありました。とある理容室に行った時のことです。地域では有名なサロンで数店舗あり、表には、どこ何処の大会で優勝しました。入賞しました。などのタペストリーが掲げられている理容室。
新人とみられる20歳前後の女性理容師さんがシャンプーの担当なのですが、最初から最後まで最近、行った〇〇(グループ名)のコンサートの話題でした。相槌を打つのも大変な労力で、黙ってシャンプーを堪能したかったのに‥という事がありました。
本人にとっては接客の一部、お客との会話で、自分の得意分野を話題にした。これは悪気は無い勘違い。そう理解したものの、もう少し、丁寧な濯ぎをお願いしたかった。若い女性に対して、オジサンは何も言えなかったのです。
 
こんな昔話(十年ひと昔ですから)を描くきっかけは、ラジオのシャンプーの話題からでしたが、お客様の周波数に合わせる。というとても大切なことですね。
 
【お客様は何を求めて来店されたのか?】
 
世の中、たくさんの美容室が存在しています。「犬も歩けば美容室にあたる。」これも過言では無いと思います。
全国に設置されている信号機の数より多いのだそうです。
今日の予約のお客様が自宅から貴サロンまでの道のりに何軒の美容室があったでしょう・・・。
貴方のサロンはそんな多くのサロンの中から選ばれたサロンのです。
予約に間に合うためのご苦労も如何ばかりか・・・
そう思うと一人一人のお客様をどのようにもてなし、喜んで頂けるか・・・
そのことに集中することが大切だと思うのです。

 

集客??そんなこと考える必要は全くありません。

 

 

【ブログで集客?】

 

ブログは伝えるツールです。サロンのこと、ご自身のこと、日頃見えない部分を伝えたり、自分が大切にしていることや、趣味、そんな日常の出来事を伝えるツール。後で読み返すと日記にも成り得ます。サロンでのビフォー&アフター、メニュー紹介だけでは面白みがありません。ブログを見て下さい。とお願いするものでもありません。誰でも見たくなうような、コメントしたくなるような魅力ある内容であるべきです。結果的にお客様にご来店頂くことはあると思いますが、集客を目的としたブログは邪道ではないかと考えています。この場合、その意図も見抜かれています。なかなか文書だけでは伝え切れない部分がありますが、美容室で売り上げが低迷しているサロンは、売り上げや客単価や集客を目標にしているからだと思います。
最も重要な「お客様の笑顔のために」「お客様を喜ばせる」その努力が大きく欠けているのです。
サロンの都合のみを優先させた結果です。
失客する大きな原因は「サロンに飽きること」飽きさせない努力を怠らないこと=改革改善を常に継続することに繋がっていると思います。

 

今回はひょんなことからサロン経営における私の考え方の基本、コンセプトを書いてみました。

 

参考になれば幸いです。

 

今日もご覧頂きましてありがとうございます。