【自社RQ(琉球)ヘナ畑奮闘記その1】
美らヘナ®/沖縄産ヘナ
2019.08.28
2年前まではインド、ラジャスタン州、ソジャット産のヘナが
世界で最も優れた品質であるとの認識を20年間信じていました。
ヘナ=砂漠気候が適している。そう思い込んでいました。
ヘナ講習会でも皆さんに同様にお伝えしていましたが
沖縄琉球ヘナとそれを10年間、研究を重ね、育んで来られた
ヘナの師匠との出会いが私の人生を大きく変えてくれました。
沖縄で自生するヘナが存在していることは23年前に知っていましたし
実際に手に取ってみています。
7年ほど前になりますが空港近くの畑で元高校教師の方が
ヘナを栽培されていることも美容師の友人からの情報で
知っていました。
その際にその栽培されているヘナのパウダーを100g分けてください。
とお願いしましたが、まだまだ商品としては不完全で
身内での消費分のみ。との回答を得て、その後、5年の間
空白の時が流れてしまっていました。
しかし、それが昨年、出会うべくして出会い、2018,8月より
琉球ヘナ仲里一号を極め習得するべく修行を重ねてきました。
この一年間で21回の沖縄を訪れ修行を重ねて参りました。
琉球ヘナは現在、3種確認され、その中でも最も総合的に優れている
品種を育てています。
琉球ヘナ、沖縄産ヘナ、国産ヘナと巷では情報が飛び交っていますが
私が調べて分かったことは「純粋に沖縄産(国産)」ではなく
外国産に国産を加えて加工された製品が殆どであるという事実を
知ったことが”自社でヘナ農園を持つ”という目標になりました。
最も大切なことは実際に行動し、自分の五感で実際に確認すること。
そう思っています。
他社へヘナ畑の見学をリクエストしても全て(3社)断られた経験から
一般の方を含め理美容師さん方へ
「自分で使用しているヘナがどのように栽培されどのように製品化されているのか」
を知って頂き、実際に体験して頂きたい。との思いから私の師匠の協力の下、
南風原(はえばる)にありますヘナ農園で刈り取り体験を実施しています。
そして、一年経った今月、埼玉の理容室の紹介で沖縄県の宮城島出身の
会社社長さんの親族の畑をお借りすることが出来、琉球ヘナの畑として
現在、奮闘中です。
さて宮城島は何処でしょう・・・ということで先ずは地図をご覧ください。
沖縄本島の中部うるま市
海中道路を通って石油基地がある平安座島、
その隣に宮城島、その先には伊計島があります。
昭和46年までは完全な島でしたが、石油基地建設の見返りに「海中道路」が
整備され島と陸続きとなりました。
海中道路の先に平安座島が見えます。右側に隠れていますが浜比嘉島があります。
今の時期、マリンスポーツや海水浴客で賑わっています。
海の色エメラルドグリーンとマリンブルーとのコントラストが
素晴らしく、インスタ映えのポイントが沢山あります。
宮城島の自社畑、8月上旬は、こんな状態でした。
半年前に刈り取られたサトウキビが70cmほど伸びてその下には雑草がびっしり状態でした。
縦82m×横20mの運動会が出来そうな畑です。
これから数回に分けてヘナ畑へと変貌を遂げる様子を
レポートします。
今日もご覧頂きましてありがとうございます。