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揉み上げをしっかり染めるには・・・インディゴ編

白髪率80%以上の事例

2017.09.16

【揉み上げをしっかり染めるには・・・インディゴ編

 

9.11大阪IBAヘナ&ハーブカラー講習会レポートです。

 

「ショートの揉み上げ(特に男性)が上手く染まりません」という

質問を受けるとこがありましたので、いくつかのPOINTを

ブログにしました。参考にしてください。

 

以下、インディゴ、インディゴ配合(ミックスハーブ・テイントハーブ共通)

(相称インディゴ類)

POINT① 溶く温湯(50℃以下)

POINT② ココナッツオイルは0~5%(基本的に加えない)

POINT③ 粘度はケッチャップ状(終始同状態を保つために水を加える)

POINT④ 混ぜたらすぐに使う。

POINT⑤ 塗布は3回重ね塗りで毛髪を埋没させる。

POINT⑥  ラップおよびタオルは使用しない。
施術後にホットタオルを巻くと揉み上げ付近のインディゴが
タオルに吸収されて薄くなる。

POINT⑦  加温不可

 

POINT⑧ シャンプーは2シャンプーすること

 

POINT⑨ ※サラシTimeは20分以上

サラシタイムとは濡れた状態を保ち、空気にさらすことを意味します。

すぐにドライするのではなく、濡れた状態を保つのが大切なPOINTです。

 

※例えばカットする場合はアフターカットにしスプレーヤーで濡らしながら

20分ほどかけて行うと3日後には綺麗なインディゴブルーに発色します。

 

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実践ヘナマニュアル「ヘナ巧匠(こうしょう)」

119P参照のこと

 

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インディゴまたはインディゴ配合のミックスハーブ、テイントハーブに共通しますが

ヘナとインディゴを塗布する際の粘度は違います。

左画像の状態ではヘナはOKですが、インディゴ類はNGです。

 

粘度を例えるとケチャップ状です。

 

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インディゴは空気に触れると酸化し色が変化します。

 

POINT⑤ 塗布は3回重ね塗りで毛髪を埋没させる。

一回目を塗布し途中でもう一度チェックすると白髪が少し浮き出ていますので

最後にもう一度塗布します。とにかく表面に毛髪が出ている状態ではダメです。

上の画像、3回塗布をご覧ください。

 

これでも少し白髪が浮き出ていますのでもう一度重ねるようにします。

(4回目塗布)

 

POINT⑥  ラップおよびタオルは使用しない。
施術後にホットタオルを巻くと揉み上げ付近のインディゴが
タオルに吸収されて薄くなる。(インディゴ類共通)

 

 

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毛髪を濡らしたままサラシタイム中です。

見事なエメラルドグリーンになっていますので

問題なく綺麗なインディゴブルーへと酸化発色するでしょう。

 

今日もご覧いただきましてありがとうございます