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HQヘナ熟成時間と鳶色サラシタイム

カラーテスト

2016.08.20

HQヘナ熟成時間と鳶色サラシタイム
前回の続きをお伝えします。
HQ100g+ココナッツオイル10g
温湯60℃ 280ml
ミキサー使用10分攪拌
直後=0分熟成
10時間熟成
24時間熟成
48時間熟成
72時間熟成
塗布後60分放置し、4日間酸化させています。
使用毛束=馬毛白
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デジタルカメラではなかなか思うようにお伝えできませんが
48時間が一番濃く染まっています。
しかしながら
「10%のココナッツオイルを加え温湯60℃、ミキサーで10分間攪拌」
すれば十分な濃さの染色が確認できます。
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インディゴ及びインディゴ配合のミックスハーブ
における「サラシタイム」について
もっと詳しく調べてみました。
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前回のレポートは20分間のサラシタイムのみ
でしたが今回は時間を追ってテストしみました。
結果は15分以降にインディゴブルーが顕著に見られます。
10分までは紫が強く、15分後から青が強く出ています。
その結果を踏まえての「鳶色60分」の
サラシタイムを検証してみました。
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肉眼で確認出来たことは
10分までは僅かではありますが茶色の中に赤が見られます。
15分以降は濃く染まっているように見られますが
僅差です。
流した直後はもう少し差が大きく、ハッキリ分かるほどでしたが
酸化が進むにつれて僅差と変化しました。
このことからサラシタイム15分以上は僅かに
濃くなるということ。
インディゴをブルーに仕上げる場合は15分以上の
サラシタイムが必要であり
(故にカットは施術後を推奨)
パープル(赤紫)に仕上げたかったら
流した直後、直ぐにブロー仕上げを行う必要があります。
今日も最後までご覧頂きまして有り難うございます。