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インディゴブルーと藍の話

沖縄産ヘナ・インディゴ畑奮闘記

2024.12.24

こんばんは!
人間ドックのために日曜日の最終便で沖縄-福岡へ移動しました。
現在はヘナの加工は石川、インディゴの加工は宮城島と
2箇所の掛け持ちが続いています。
その移動時間が往復90分・・・

 

石川のインディゴファクトリーは3月稼働予定です。

 

さてさて、結果はまだですがドクターの診察では
問題なしとのことで、安堵しています。

ただねぇ・・・年々、少しずつ身長が低くなっているのが
年輪を感じてしまいます。

 

視力が左1.5、右1.2・・・正直なところ1.0までは両眼自信ありましたが、あとは当たった・・・って感じです。

 

体重・脂肪率共にOKでした。これもマラソンの影響ですね。

 

血圧も高めと思っていたのが問題なしの範囲でしたので
本番に強い・・・そう思ってしまいました。

 

まだまだ、畑仕事・・・続けられそうです(*^_^*)

 

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【 インディゴブルーと藍の話 】

ミカンの木、リンゴの木が全く別の種類であることはご承知の通り

 

ヘナの木、インディゴの木も同じく全く別の植物

 

ミカンとリンゴを合わせるとミックスジュース

 

ヘナとインディゴを合わせるとミックスハーブであり
ヘナではない。そこを理解されない販売者、利用者が
多く存在します。

 

植物の粉を総じてヘナと呼んでいる方の多いこと・・・

 

ここでインディゴ豆知識・・・

 

インディゴとは、そもそもインディゴブルーという色のことを表現しています。つまり、インディゴブルーに染めるための植物が代名詞として「インディゴ」と呼ばれるようになったのです。

 

その植物は世界で140種類を超えると言われていて
共通する色素は「インディカン」or「インジカン」です。

 

国内の藍は海外ではJAPAN BLUEと呼ばれて人気を博した。
その植物は蓼藍(タデ藍)です。琉球藍も素敵です。

 

私たちが育てているのは「タイワンコマツナギ」と「ナンバンコマツナギ」共にマメ科植物です。

タイワンコマツナギの苗です。
何をもってインディゴとするかはメーカーによって異なります。
沖縄産のインディゴはとても貴重です。
昨年8月に発生した台風6号がもたらした計4日間の猛威でインディゴ畑は大きな被害を被りました。
そこからの復興で今年は作付け面積を昨年のほぼ2倍まで増やすことが出来ました。今後、さらに作付面積を増やす予定です。
・・・by the way・・・
日曜日の出発ギリギリまで、宮城島でインディゴの不純物除去をおこなっていましたら、新たなアイデアが浮かんできて・・・
これは機械で難なく取り除ける枝です。
段々と取り除くことが困難になってきます。
同じiPhoneで撮影しても上と下では大きく違いますね、↑この画像が最も肉眼に近い。
ほら、ずいぶん枝が少なくなったでしょ?
ここまで枝を完璧に取り除いてから・・・
プレ粉砕(粉砕機に投入する前に2~3mmにカット)します。
プレ粉砕
プレ粉砕処理後・・・綺麗な緑はそのままです。
今回は一人作業でインディゴパウダー換算で15kg分をおよそ3時間かけて丁寧に不純物除去してから空港へ向かいました。
美ら藍(うるま藍)も愛情タップリです。
ヘナ塾の琥珀のモデルをお願いしているIさんから
その後のレポートを頂きました。

この自然な褪色、抜け具合が新生毛の白髪と違和感なく繋がってご本人も高評価でした。

 

Iさんいつもありがとうございます。

100%ヘナ塾にての琥珀ですが、お正月にセルフも大丈夫です。

また、1月の東京ヘナ塾でお待ちしております。

 

国産美らシリーズ、ミックスハーブの増産のためにも

インディゴ栽培および製造に励みます。

 

今日もご覧頂きましてありがとうございました。