そもそもジアミンってなに?
ヘナ塾・カウンセリング
2023.05.01
こんばんは!
沖縄は曇り、気温は26℃、突然雨がザーッと降ったり、湿度が高くて
梅雨っぽい感じです。そろそろ沖縄は梅雨入りなのですが、このまま梅雨入りなのでしょうか・・・
新しいインディゴ畑をトラクターで耕したいのですが・・・
雨が降ると最低でも一週間ほど晴天が続いて乾いていないとビチャビチャになるんです。
気を揉んでもしょうがないことなんですけどね・・・自然相手ですから・・・
近所のスーパーに竹下製菓の「ブラックモンブラン」がありました。
佐賀の企業で昔は私の母校の近くに工場があり、お世話になっていました。
沖縄に進出してたなんて・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【そもそもジアミンってなに?】
ジアミンが身体に悪いって知ってる方は多いと思いますし
ではジアミンてなんなのでしょう?
今回は詳細説明しますので、ついてきて下さいね。
ヘアカラーのカテゴリーの中に酸化染毛剤というヘアカラー剤が
あります。
一般で使用されたり、美容室でヘアカラーをされる際に用いられる
普通のヘアカラー剤が酸化染毛剤です。
髪を明るく染めるためのヘアカラーはアルカリ剤を含むアルカリ性酸化染毛剤、脱色を伴わないタイプの酸化染毛剤もあります。
どちらにもジアミン類は配合されています。
お洒落染め(ファッションカラー)にも白髪染め(グレイカバー)
にも含まれていますが、お洒落染めよりも白髪染めの方に多量のジアミン類が配合されています。
これはお洒落染めは茶髪からの着色ですが、白髪染めは白髪からの
着色であるため染料がたくさん必要になるからです。
上の図では、中間体とあるのがジアミン類です。
酸化染毛剤の染料は大きく分けて3つの染料が配合されています。
①酸化染料中間体(ジアミン類)
②カップラ-染料
③直接染料(ニトロ染料)
ジアミン類は別名、酸化染料中間体、単に中間体とも呼ばれる。
パラフェニレンジアミン(P.P.D)硫酸トルエン2.5ジアミンなど約5種類
この5種類は黒から明るい茶色までを染めることができる染料です。
グレイとありますが黒が薄い感じです。
これらジアミン類の特徴は無色の微細な分子がキューティクルと
キューティクルの隙間から毛髪内部に浸透し
酸化重合発色と呼ばれる、分子同士がたくさん重なり合い毛髪内部で
大きくなるという染料です。
そのため一旦大きく膨らんだ染料は外に流れ出すことはなく、
毛髪内部に留まることから永久染毛料とも表現されます。
つまり、ジアミン類を配合した染毛剤は永久染毛剤であると言えます。
最初に小さな分子が酸化により重なり大きくなる染毛料であることから
色落ちは殆どありません。
ヘアカラー剤は様々な色合いが表現できても、シャンプー毎に、
色彩といわれる赤・青・黄色で構成される色は落ちてしまい
最後に残るのが黒、焦げ茶、茶色、明るい茶色のみです。
故にヘアカラーをされている方々の殆どが茶髪になっている理由です。
ジアミン類を簡単に説明すると2剤による酸化により浸透したジアミンが
毛髪内部で大きくなり、外部に流出しないため色持ちが良い染料です。
しかし、その時短で便利が故に、アレルギーを引き起こすことにも繋がっているように
思います。
短時間でしっかり染めることが出来るジアミン類ですが、感作性が高く
・環境ホルモン物質
・擬発がん性物質
・アレルギーの原因物質でもあります。
ジアミン類を私は便利悪と表現することがあります。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。