保存版:HQヘナを効果的に使う方法
KEO社製手選別HQヘナ
2017.09.20
【保存版:HQヘナを効果的に使う方法】
さて、問題です。
45時間熟成HQヘナをこちらのモデルさんへ塗布し
加温45℃60分後の仕上がりはどのように変化しているでしょうか?
「ヘナ教本90Pより抜粋」
§12-4 [塗布量]
ヘナの初回はガサガサ、バリバリ、ギシギシになります。そのことを”ヘナショック”などと表現される方もいらっしゃいますが、その第一の原因は塗布量不足にあります。
確かに、毛先のダメージや毛先のパーマなどギシギシ感は否めませんが、出来るだけの回避をするためには、毛髪に対して飽和状態のヘナ量を塗布することです。
ガサガサの原因はダメージ部分のキューティクルが剥離し、表目が凸凹になっていて、ヘナがムラに吸着することにあります。
それが右画像の左半分程度の塗布量の場合、ヘナの染料かつトリートメント成分であるローソニア・アルバ(ローソン)が少量しか塗布されていないために、ローソン不足によるヘナショック、ガサガサ感が増すのです。
ヘナ塗布の基本は「毛髪に対して飽和」「毛髪が見えないように
ヘナに漬け込む」ことです。
右側のようにタップリ塗布することで染まりはもちろんですが、施術後の毛髪状態は大きく改善されます。それから、この塗布量は温湯の配合量に大きく左右されます。温湯が多いとローソニア・アルバは薄まるし、流れやすくなるため毛髪に留まらずに流れてしまいます。
HQヘナ100g+ココナッツオイル10g+温湯(60℃)250~280gは
HQヘナの力を最大限に引き出してくれます。
加える温湯の量の違いは
①農作物のため収穫時期の粘度の違い。
②パウダーからペーストにしてすぐに塗布するか
熟成させるか。(熟成の場合は量は少なめ)
③毛髪の長さ、ショートは多め、ロングは少なめ
プレーンリンス後の水分量が大きく異なるため。
注、ロングはタオルドライを行っても滴り落ちるほど多くの水分を
含んでいるため、水分多めの緩いヘナでは、すぐに流れてきます。
流れる=毛髪に残りにくい=染まりが薄い=トリートメント効果も薄い。
一度の施術で最も効果的なヘナに、こだわっています。
それからHQヘナはペースト状にしてから45時間前後が最も濃く染まり、
艶、感触ともに素晴らしい効果を引き出してくれます。
ヘナ伝道師塗布のスタンダード
これが私たちの標準塗布量、塗布方法です。
染まり、手触り、艶が違います。
ヘナ教本123p抜粋
45℃加温60分放置は2時間分の染まりに相当します。
今日もご覧いただきましてありがとうございます。